子宮筋腫
子宮筋腫は、子宮の筋肉細胞にできる良性の腫瘍のことです。通常は、大きくならない限り、特に問題ではありません。しかし、腫瘍ができた場所によっては、不妊症や多量の出血、性交時の痛みなどを引き起こすことがあります。そのため、腫瘍を取り除くための子宮摘出手術や筋腫摘出手術を受ける女性がこれまでは多くいました。
ところが近頃になって、手術を受けることなしに子宮筋腫を治療することが可能になりました。すべての女性に当てはまるわけではありませんが、手術の代わりにホルモンの薬剤が使えます。また、「子宮塞栓形成」 ("Uterine Embolization") と呼ばれる、手術と投薬の中間的な処置が適切な方もいます。これは、放射線科の専門医がレントゲンのTVモニターをリアル・タイムで見ながら、患者の子宮動脈内に(中が空洞になっている)カテーテルを入れ、それを通してジェル状の物質を注入、筋腫に到達する血管を詰めてしまう方法です。血液が送られなくなるため、腫瘍は生き続けることができなくなり、次第に小さくなっていきます。
当院では、通常の婦人科関係の手術だけではなく、上記の治療を受けることも可能です。婦人科に関するご相談は、いつでもお気軽にどうぞ。