サルモネラ菌
胃腸炎の中でも、今年(1999年)五月にワシントンとカリフォルニア州で多くの感染者が出たサルモネラ菌について、もう少し詳しく説明しましょう。
サルモネラ菌は多くの場合、加熱が充分でなかったり生の食品を食べることで感染します。具体的には、卵や鶏肉、豚肉、牛肉、低温殺菌されていない乳製品などです。感染後12時間から72時間で下痢、高熱、激しい腹痛などの症状が出て、それが四〜七日間続きます。多くの場合、特に治療を受けなくてもそのまま快復しますが、抗生物質の投薬や入院が必要な時もあります。高齢者、乳幼児、免疫系に問題のある方などは医者に診せるべきでしょう。
サルモネラ菌への感染を防ぐためには(1)食肉や卵を生や生焼けで食べない。充分に加熱する(2)調理前に手を洗う(3)まな板、包丁やキッチン・カウンターなどを清潔に保つ(4)ペットの糞便を処理した後や爬虫類を触った後は必ず手を洗う、などが有効です。