ピロリ菌

古代から日本人には胃腸疾患を持つ方が多いようです。単に、ラクターゼと呼ばれる乳糖分解酵素の不足が原因で乳製品を摂るとお腹をこわすような人もいれば、バクテリアに感染して胃炎や潰瘍を患う人もいます。

バクテリア感染による胃腸疾患の患者数が増える中、現在世界中で注目を集めているのは「ヘリコバクター・ピロリ」と呼ばれる細菌です。このバクテリアが1982年に発見されるまでは、胃炎や潰瘍がバクテリアによって引き起こされることがあるとは誰も考えていませんでした。それらの病気の主な原因は、刺激の強い食べ物やストレス、胃酸過多だとされており、バクテリアが強い胃酸の中に存在することはあり得ないと思われていたためです。

ピロリ菌の研究は現在も活発に進められており、それが独特のDNA構造を持ち、強い酸性下でも生き続けられることが確認されています。このバクテリアに感染すると、食道ガンや胃ガンのリスクが高まると言われていますが(94年には世界保健機関が「ピロリ菌には発ガン性がある」と発表)、驚くべきことに日本人のピロリ菌感染率は30歳代までは約4割、40歳以降は7〜8割に達するのです。

ニッポン・メディカル・クリニックでは、ピロリ菌への感染を調べる血液検査を行っています。疑陽性の方は生検法を伴った内視鏡検査で確認し、感染が認められた場合でも、最新の抗生物質(そのうちの幾つかは、日本では未だ使用認可されていません)を使えば高い確率で完治が期待できます。お気軽にご相談下さい。



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