予防接種

以前日本とアメリカ間の旅行にビザが必要だった頃には、旅行者は事前に予防接種を受けなくてはなりませんでしたが、今では短期間の滞在にはその必要がありません。しかし、日本で生まれ育った人がアメリカで通学したり就職しようとすると、各種の予防接種の証明を求められることがあります。必要とされる予防接種の種類は、州や郡・市によって定められており、学校や雇用主がこれを決めたり変更することは出来ません。

予防接種の意味は、体内に抗体を作り、特定の病気を部分的にまたは完全に防ぐことにあります。天然痘・ジフテリア・破傷風・百日咳・はしか・風疹・おたふく風邪などが昔からよく知られています。ヘモフィルス(インフルエンザ)・水疱瘡・B型肝炎などもお聞きになったことがあるでしょう。AIDS・ロータウイルス・炭疸などの予防接種についても、研究が進められているところです。

広範囲に於いて予防接種を効果的に行おうと思えば、人口の大部分(通常最低でも95%)がそれを受ける必要があります。しかし、言うまでもなく全ての人々(100%)に予防接種をすることは不可能であり、日本のように統制が取れた国でもそれは同じです(アメリカでの予防接種率は日本より低く、近年の移民者たちにその傾向が強い。予防接種が政府機関によって決められる理由の一つ)。

予防接種を受けるべき病気は日本でもアメリカでも似ていますが、予防接種をいつ行うかという点については違いがあり、子供を入園・入学させる時の戸惑いのもとになっています。学校に提出する証明書類も異なる場合があるので、注意が必要です。

予防接種に関してご質問やご不明な点がありましたら、ニッポン・メディカル・クリニックまでお気軽にどうぞ。



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