乳ガン

アメリカで、女性の中で二番目に多いガンが乳ガンです。八人に一人がこのガンにかかるという統計結果が出ています。他のガンと同様にその原因は不明ですが、次第に多くのことが分かってきました。

乳ガンの早期発見が重要であることは一般にも知られています。自分で触って調べる方法をここで解説することはできませんが、全米どこでもアメリカ癌協会 (American Cancer Society) のオフィスに行けば教えてくれます。定期的に医者の検診を受けることも大切です。35〜40歳で最初のマモグラフィ(乳房レントゲン撮影)を受け、40〜50歳の間は二年毎に、それ以降は毎年この検査を受けることが薦められています。また、乳首から分泌物が出た場合は医者に診せなければなりません。

日本での乳ガンの発生率は先進国の中でも最も低いものですが、増加の傾向にあります。アメリカに移民した日本人については、次のような興味深いデータがあります。日系一世の乳ガン発生率は日本に住む女性のそれと変わりませんが、二世になると上昇します(中間よりやや上)。三世ではアメリカ白人女性とほとんど同じになります。

ニッポン・メディカル・クリニックには、乳ガンの検診と治療を専門とするドクターがいます。当院の放射線医は最新の医療機材を使ったマモグラフィや超音波検査で乳ガンの検診を行います。院長の上田外科医は術後の傷を最小にとどめる乳ガン手術のテクニックを開発、乳房切除が必要とされる女性の肉体的・精神的苦痛を軽くしました。乳ガン手術と同時に、または後で、乳房再建手術を行うこともできます。放射線治療の場合も、患者さんを適切な施設に紹介します。また、当院の腫瘍・癌科医は科学誌や『アトランティック・ジャーナル』に乳ガンについて寄稿している優秀なドクターです。



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